全面積有機栽培を貫くろのわさん
オーガニック玄米コーヒーであるほん和香珈琲(ほんわかコーヒー)の作り手・生産者さんである㈱ろのわ 東さんの田んぼに取材でお邪魔しました。
東さんは代々熊本県菊池市旭志で続く農家さん。
代表の東博己さんで七代目になられます。
25年以上前のお父様の代から、農薬・化学肥料を一切使わないお米作りに取り組み始めました。
当時は、「有機栽培」や「オーガニック」という言葉もほとんど一般的でなかった時代。
その時から有機栽培で作物を作られているろのわさんは、有機栽培のパイオニアの様な存在です。
田んぼ、大豆、小麦、雑穀類と約20町の広い範囲をご家族とスタッフの方で切り盛りされています。
何といっても凄いのが、全面積が農薬・化学肥料不使用の有機栽培であること!!
国の認証期間である有機JASの基準はとても厳しく、取得することは大変な努力が必要です。
それを全面積で実施されていることのこだわり・苦労・努力、、、
まっすぐな志をお持ちの素晴らしい生産者さんに、ほん和香珈琲を作っていただき、とても幸せです。
旭志は蛍の里としても有名。
雄大な阿蘇の伏流水が流れ込むこの地は、昔から綺麗な水の郷とされています。
それでも、近年は農薬や生態系の破壊なので蛍の数が減ってきているとのこと。
「この田んぼは25年間、一回も農薬・化学肥料を入れていません。
だから、水の中にはいろんな虫や生き物が住んでいるんですよ。」
田んぼを案内してくださった奥さんの香里さんが、嬉しそうに教えてくださいました。
実際、田んぼの中にはタニシ、メダカ、ヤゴ、カエルなど、たくさんの生き物が気持ちよさそうにしていました。
自然に優しい田んぼにいると、本当に気持ちいいです。
ずっと、そこで寝っ転がって空を見ていたくなるような気分でした。
「秋には皆さんで稲刈りイベントしましょー!」
と、色々と楽しい企画話に花が咲きました。
これからのお米の成長が楽しみです。
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